暗号通貨情報発信ブログ

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中国のビットコイン市場が急落した理由とは・・・?

こんにちは、ラスカルです。

 

中国の大手取引所2社が利益のためにクライアントの原資を流用していた件について、海外のニュース記事からお届けします。

qz.com

 

 

最近まで長い間、中国のビットコイン取引所が他の取引所のように、トランザクション手数料を取らずに運営を続けており、多くの人たちから「どのように利益を生み出しているのか?」という議論を呼んでいた。

 

中国大手取引所HuobiOKCoinが合計10億人民元(約1億6千万円)ものクライアントの遊休資産をWMPと呼ばれる高配当でリスキーなファンドへ投資した。

中国人民銀行の調査によって発覚し、調査報告の日にBTCは$4,500まで達した。

Bitcoin取引所において、通常アメリカやヨーロッパではクライアント原資は使われず、保持されるが、中国には当てはまらないということだ。

 

Huobiはコメントを拒否したが、OKCoinのCEO Star Xuは以下のように述べた。

OKCoinでは低リスクな銀行金融商品にクライアントの遊休資金を保管するというポリシーがある。このポリシーは銀行、証券市場における一般理論に基づくものであり、合法の記録を残すことと、ファンドの隔離を保証される。私たちは、それらの疑惑について反論する。

 

中国の中央銀行では、資金逃避や、資金洗浄の恐れから、ビットコイン取引についてここ数か月目下に置いていた。 今年の初めに、中国人民銀行はHuobiやOKCoinを含む国内の大手ビットコイン取引所を調査し、それらのプラットホームの考えうるリスクについて警告を発していた。 これに対してHuobiとOKCoinは取引手数料の無料化、証拠金取引を終了した。また、取引所は、2か月前に再開するまでの間ビットコインの引き出しを凍結した。

これらの動きが、国際ビットコイン市場の中で中国人民元が占めていた出来高が急落した理由といえる。

(下リンク参照)通貨別BTC出来高占有比:図を見ると、今年の1月下旬にかけて中国人民元出来高(藍色)が急落しているのがわかる。

www.theatlas.com

 

人民元が急落したとともに、日本円の出来高を占める割合も増えており、今後も日本円は暗号通貨市場で大きな役割を占めるのではないかと思います。

最近だと韓国も取引所がいくつかできてきて、韓国ウォンの割合も増えていますが・・・